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ミサイル宇宙ステーション
ミサイル宇宙ステーションは、ターゲットを自動追尾しミサイルの発射コマンドを送信するトラッカー、ミサイルの発射と再充填を制御するランチャー、10 基のミサイルから構成されています。ミサイル宇宙ステーションを構成するこれら 3 つの部分を制御する 4 つのプログラムを紹介します。
トラッカー
![Space Engineers 2019-05-03 15-09-18.mp4_](https://static.wixstatic.com/media/ea798a_0f5db0c242a1448b944ab6345c3d9e48~mv2.jpg/v1/fill/w_355,h_195,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/Space%20Engineers%202019-05-03%2015-09-18_mp4_.jpg)
機体前面に配置した 61 個のカメラブロックの Raycast 機能を使ってターゲットを追尾します。ターゲットの最大捕捉距離は 15,000 m に設定しています。Raycast の実行にはスキャン距離に応じたチャージ時間が必要なので、十分に短い間隔でスキャンを繰り返すためには多くのカメラブロックを準備し、一つずつ順番にスキャンを実行します。Raycast により敵機を検出したら、その座標と速度から進路を計算して自動でターゲットを追跡しながら、カメラでターゲットを正面に捉えるように姿勢制御します。また、ミサイルの発射コマンドを発射台数とともにランチャーに送信します。
ミサイルステーションコントローラー(ランチャー)
![Space Engineers 2019-05-01 21-51-48.mp4_](https://static.wixstatic.com/media/ea798a_1338fb46c524453ba61c200aa9bbc550~mv2.jpg/v1/fill/w_347,h_195,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/Space%20Engineers%202019-05-01%2021-51-48_mp4_.jpg)
ランチャーはさらに、10 基のミサイルをそれぞれ建造・保持・発射する 10 台のミサイルステーションと、これらミサイルステーションを制御するミサイルステーションコントローラーから構成されています。
ミサイルステーションコントローラーは、10 基のミサイルステーションの発射可否を管理し、トラッカーからの発射コマンド受信すると、指定された数を発射するように各ステーションにコマンドを送信します。
ミサイルステーション(ランチャー)
![20190526165931_1.jpg](https://static.wixstatic.com/media/ea798a_f56e518fbb864122b1ea750c58c7c826~mv2.jpg/v1/fill/w_350,h_197,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/20190526165931_1.jpg)
10 基あるミサイルステーションは、ステーションコントローラーから発射コマンドをレーザーアンテナを通して受信すると、さらに発射コマンドをミサイルに送信します。ミサイルを発射した後、センサーブロックがステーションにミサイルがないことを検知すると、センサーはミサイルステーションのプログラムにミサイルを再度建造する "Build" コマンドを出します。ステーションはプロジェクターとウェルダーを使って自動的にミサイルを建造し、再びミサイル発射状態になります。
ミサイル
![20190526170214_1.jpg](https://static.wixstatic.com/media/ea798a_f4bacb71d9ad4bf8a5f29fa5b2998333~mv2.jpg/v1/fill/w_361,h_203,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/20190526170214_1.jpg)
発射コマンドを受けたミサイルは、ステーションとの接続を解除して出力全開でステーションを離れます。その後、ターゲットへの着弾タイミングを調整するために一旦停止します。姿勢を調整した後、トラッカーがリアルタイムで送信しているターゲット情報を基に、撃墜予測座標を常に計算し、姿勢を制御しながらミサイルを目標のポイントまで誘導します。